〜自閉っ子ふーくんの育児日記⑤〜
前回は特別児童扶養手当の申請について書かせていただきました↓
今回は、すっかり書いた気になっていた、ふーくんが中度知的障害を伴う自閉症と診断されるまでの検査の流れ等について書いていこうと思います!
ふーくんの通っている病院の検査の流れについて

まずは簡単に、ふーくんが通っている病院での検査の流れですが
①事前問診(親だけと相談員・親子と相談員の計2回)
↓
②医師の初診
↓
③言語療法、作業療法のリハビリを行いどこまでできるかチェック・発達検査実施
↓
④診断結果を聞く
という感じでした。
ふーくんの場合は、国立病院からの診断書経由だったので、②の医師の初診が一番にきました。
4つの過程で簡単に書いていますが、①から④までかかった期間は約5ヶ月です、、、、、。
長過ぎると感じたけど、早いほうなのかな?
病院の先生によると、「発達検査を希望する人が増えているから仕方ない」とのことでした。
事前問診

まず最初にあったのが事前問診。初診から1週間後に1回目、2週間後に2回目がありました。
1回目に私だけと相談員との問診、2回目に私とふーくんだけと相談員との問診が別日であり、2回とも夫に仕事を休んでもらって、子の面倒を見てもらってました、、、
この時下の子まだ生後7ヶ月でバリバリ授乳していたので、胸が張って大変だった記憶があります。
1回目の問診は、事前に記入した問診票(出生時のこと、検診歴、発達について等)を元に行い、2回目の問診は、実際に相談員さんがふーくんを見て疑問に思ったこと等を質問される、というような感じでした。
言語療法と作業療法でどこまでできるかチェック
この2つの検査も予約がなかなか埋まっており、初診から約1ヶ月後の予約枠しか空いていませんでした 😅
言語療法(ST)検査

ST検査は、簡単な問診の後、木で作られた形はめパズルや、絵カードを差し出されてそのカードにかかれている物を言うことができるかなどをしていました。
ふーくん、初めての場所で戸惑っていたのか、ふざけ始めたり、私にくっついて離れようとぜす、検査にならなかったので、私は部屋から出て待機。
検査後、言語療法師さんに言われたことは、、、
「〇〇してという言葉は理解していそうでした。」
「ですが、指示通りに行動をしてくれなかったから、分かっていないのか、分かっているけどできないのかがはっきりと判断できず、報告書としては、検査できなかったと書くしかなさそうです。」
と。
やっぱり理解してその行動しないと、理解しているって検査結果に書けないよね、、、、、
家では気分が乗ったらできるのに、、、、
とちょっと落ち込みました。
で、検査にならなかったので、後日再検査しました😂
作業療法(OT)検査

OTは、簡単な問診の後、ペンを持って線がかけるかとか、箸を使ってものを移動させることができるかなどを行っていました。
これもまたふーくん、わざとペンを落としたり、わざと紙からはみ出した部分に色を塗ったりとなかなか自由すぎて大変でした。
ですが、作業療法の先生からは
「経験量が少なすぎるからできないだけだと思う。」
「保育園等に再度行き始めたらまた変わってくると思います!」
と希望の言葉が☺️ まあ、検査項目はほぼできていなかったんですけどね😂
OTとST後の主治医問診

発達検査の予約が先すぎて、一旦OTとSTの検査についての主治医の問診がありました。
「発達検査を受けていないから、はっきりとは言えないけど多分自閉症だと思う。」
「言語のリハビリは早めにしたほうがいいと思うから、先にリハビリ始めましょう。」
とのこと。
もうこの頃には、私も「多分ふーくんは自閉症なんだろうな」と思っていたので、ショックとかはありませんでした。
で、発達検査を受ける前に、月に2回のOTと半年に1回のSTが始まりました。
やっとできた発達検査と結果
ふーくんは他の子と違うなと感じてから約8ヶ月、ようやく発達検査を受けることができました。
初診日から言うと、約5ヶ月後。
その間にふーくんの言語量増えるといいなと思っていましたが、そんなことなく😂 相変わらず発音の良いアルファベットを言っておりました(笑)
新版K式発達検査2020をしました。
検査当日。予約時間は14時50分。行きの車の中で15分ほどしかお昼寝できず、ちゃんとできるか不安でしたが、なんとかなったそうです。
というのも、最初は、私も検査の部屋にいましたが、私がいるとやっぱりふざけて検査にならず、早々に退出しました。
なので、実際にふーくんが行った詳しい検査項目はわかりません!最初に積み木をしたり、心理士さんが持っている紙コップに向かってビー玉を転がしたりという項目はやっていました。

検査を終えて、心理士さんから伝えられたことは
「この子は賢い」
「やらなきゃいけないことはちゃんと理解しているし、空気も読めている」
「でも興味のあること以外は、自分のやらないという意思を貫いて、わざとふざける行動をしたり、絶対にやろうとしない」
「その選択をすでにしていることが賢い」
「どうしてもやりたくないという選択をしてやらなかった項目は、できなかった扱いになるから、検査結果自体はとても低い数値で出ると思うけど落ち込まないでね。」
「これからは、小学校入学に向けて、やりたくないけどやらないといけないことをできるように訓練していきましよう」
と。
泣きそうになりました。めちゃくちゃ励ましてくれたので、家帰って泣きました(笑)
そんなこんなで、検査は無事に終わり、検査とその後の心理士さんとのお話で1時間半ぐらいでした。
検査結果
発達検査実施日から主治医に検査結果を聞きに行くまで約2週間ほどありました。
結果は↓

もう絶句。
低い数値が出るとは言っていたけど、こんなに低い数値なの? なんで???
としか思えませんでした。
まさか中度知的障害を伴う自閉症だとは、、。 喋らないだけで、ふーくんぐらいの理解力なら軽度かなと思っていたので、正直ショックでした。
主治医は私が動揺しているのがわかったのか、
「そんなに落ち込まなくて大丈夫。これからふーくんの苦手を伸ばせるように頑張りましょう」
と珍しく励ましていただけました。
おわりに

ここまで読んでくださってありがとうございました!
流れを全部書こうとすると、とっても長くなってしまいました(泣)
まさか自分の息子が中度知的障害とは思わず、本当にショックでしたが、診断後、療育行くために忙しく動いていたので、悲しむ暇はありませんでした😂(↓この記事の最後)
今もまだ完璧に受け入れたわけではないけど、かわいいふーくんはふーくんに変わりはないし、ふーくんの今後の成長のためには動くしかないの精神で頑張っております。
コメント等、よろしければぜひお願いします!
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