〜子宮頸管無力症体験記 Part6〜
Part5では、一時退院して家族と過ごせた時間についてお話しました。
↓前回の記事
今回のPart8では、
再入院のきっかけ・2回目の入院生活の過ごし方・退院できた理由について詳しくお伝えします。
🌸この記事でわかること
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妊娠後期(27週以降)に再入院した時の医師の判断と方針
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点滴なしで乗り越えた入院生活のリアル
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息子との再会のために退院交渉した話
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入院中に私が支えられた「感謝の気持ち」
再入院決定。出産まで入院の可能性も、、、!
妊娠27週6日目にあった定期検診で、先生から「頸管が紐で縛った部分まで開いている」と言われ、その3日後にまさかの再入院となりました。
実は、退院中の妊娠23週6日に「なにか挟まっているような感覚」で夜間救急に行ったことはあったものの、「気の所為でしょう」ということで、その時は異常なしでした。
だからこそ、まったく自覚症状がない中での再入院は正直ショックでした。
ですが、先生には
「点滴が始まれば出産までの入院になる可能性が高いけど、状態が安定していれば年始に退院して、希望していた産院に戻れるかも」
と言われ、不安の中にも少し希望が持てたのを覚えています。
意外と快適?二度目の入院生活
再入院してからは、ひたすら安静生活。
でも、この入院期間中リトドリンの内服のみで、点滴はせずに済んだので、YouTubeや漫画、パズルアプリで気分転換できて、思ったよりは快適に過ごしていました。
この期間に、YouTubeでお金の勉強をしたり、家づくりのために土地を探したりと、忙しくしておりました。
↓お金の勉強の参考にしていたリベ大のYouTube
まさかの深夜のお腹の張り、、、不安な夜
ほんと順調に過ごしていましたが、妊娠34週1日目の深夜3時。下腹部全体にきた生理痛のような痛みで目が覚め、すぐにナースコール。
NSTではお腹の張りが見られたけど、「今すぐに生まれそうな感じではない」とのことで、緊急でリトドリン内服。
リトドリンを飲んで少ししたら、張りもおさまり、その日の午前中の診察でも、特に異常はなし。
とにかくホッとしました、、、、。
念願の一時外泊が許可された!!
実は、この痛みがあった日の直後に外せない用事があって、先生に一時外泊の許可をお願いしていました。
張りのことがあって「外泊許可出ないかも、、、」と不安でしたが、状態が安定していたた一泊二日だけ許可が!✨
2ヶ月ぶりの我が家。
夫と息子と過ごしたその時間だけで、心が一気に元気になったのを覚えています。
息子の涙が私を動かした、、、、退院交渉へ
一泊の外泊を終えて、病院に戻り再度入院生活をおくっていたある日。義母から連絡が、、、、
夫くんが息子くんを実家に預けて歯医者に行ったあと、しばらく遊んでたのに、急に声もあげずにツーっと涙ながしたの。息子くんも我慢しているんだね。
それを聞いた瞬間、「このままじゃいけない!」と感じて、ダメ元で先生に退院交渉
すると、、、、、、
「すでに妊娠34週を超えている。本当は妊娠35週まで入院していてほしいところだけど、点滴もついてないから、退院しても大丈夫。」
と、まさかのOKをもらえました!
息子よ!!!!!!帰れるよ!!!!!!待っててね!!!!!!
と心のなかで叫んでおりました😂。
おわりに

こんな感じで、私の子宮頸管無力症での入院生活は終了しました!
総入院日数83日。今思えばあっという間だったけど、当時は本当に長く感じたし、不安しかありませんでした。
でもそのしんどい期間を乗り越えることができたから、今娘と楽しく過ごせているんだなと思っています。
そして、たくさんの人が協力してくれたから長期の入院生活も過ごせたんだなと思うと感謝しかありません。
夫くん、息子くん、差し入れ持ってきてくれた私の母、毎回送迎してくれたお義母さん、理解ある夫の職場の方々、励ましてくれた私の友達、、、書ききれないけど本当に感謝です。
ありがとうございました!
同じ症状で入院中で不安に思っている妊婦さん。大丈夫、いつか必ず終わりはやってきます!赤ちゃんを信じて今できるベットで安静を全力で!ベッドで寝ているだけなんてとか思わないいで、もう十分すぎるほど頑張っています!
この記事が誰かの役に立っていたらうれしいです。
次は子宮頸管縫縮術の抜糸についてお話できたらなと思います。
コメントお待ちしております!