〜子宮頸管無力症体験記 Part3〜
Part2では、破水の不安から病院に行った結果、突然「入院が必要」と宣言された体験を綴りました。↓
Part3では、そこから始まった入院生活の様子や、子宮頸管縫縮術のこと、不安とともに迎えた点滴&手術のリアルをお伝えします。
🌸この記事でわかること
- 子宮頸管無力症での入院生活の様子
- 子宮頸管縫縮術とはどんな手術か
- 手術前に始まった張りと点滴生活のリアルな体験
入院生活スタート 4人部屋&絶対安静の暮らし
診察が終わってからは、車椅子に乗せられあっという間に、病室のベッドの上に連れてきてもらいました。
自分で歩いて行きますよ!って看護師さんに伝えましたが、
「絶対安静!!!遠慮なく車椅子に乗りなさい!!!」
と、歩かせてくれませんでした。そりゃそうです。だって頸管長1.5センチですもの😭
本当に呑気だし、懲りないわたしです(笑)
入院する部屋は4人部屋で、コロナ禍のこともあってか、各ベッドはカーテンできっちり区切られていました。 人と話すことは好きだけど、こんなときにまで気を使ってコミュニケーションを取ることは面倒だと思っていたので、カーテンありがたかったです。
洗面台とトイレは大部屋に一つずつしかなかったので、カーテンの中から他の人の様子を伺って使うタイミングを確認しておりました(笑)
入院中の1日のスケジュール
私が入院してた病院での大まかなスケジュールは、↓のような感じでした。
6:00 起床、朝の健康観察、心音確認
8:00 朝ごはん、洗面
9:00 診察、その前後にNSTと心音確認
12:00 昼ごはん
13:00 昼の健康観察、心音確認
18:00 晩ごはん
20:00 夜の健康観察、心音確認、たまにNST
21:00 消灯
シャワーは10時から18時までの間に1回30分の枠があるから、予約して入るというような感じでした。
治療方針と子宮頸管縫縮術の可能性
国立病院での診察で伝えられた私の治療方針は
「あなたの症状は感染症等がないので、おそらく子宮頸管無力症だと思う。今のところはお腹の張りもないし、点滴せずにベッドの上で安静で様子を見よう。もし、これからおなかが張ってきたり、子宮頸管がより短くなってきたら子宮頸管縫縮術っていう手術をすることになる。」
でした。
子宮頸管縫縮術とは?
ここで少し説明↓ 私が見まくったYouTubeのリンクも掲載しとくので参考にしてください。
妊娠中に子宮頸管(子宮の出口)が通常より早く開いてしまうことを防ぐために行われる医療処置です。主に「子宮頸管無力症」と診断された妊婦さんに対して、流産や早産のリスクを低減する目的で実施されます。
この手術では、子宮頸管を医療用の糸で縛ることで、赤ちゃんが子宮内でより安定した環境で成長できるようサポートします。通常は妊娠初期から中期の間に行われ、出産が近づいた時期に糸を外します。
母体と胎児の安全を第一に考えた、非常に重要な予防的処置のひとつです。
入院の前日、たくさんネットで調べて、HISAKOさんのYouTubeを何回も見ていたので、手術については素人ながら、理解していたつもりでしたが、いざ自分が手術するかもしれないと思うと、一気に不安になりました。
先生からは
「まだ手術するとは決まっていないから、不安になりすぎずとりあえずは妊娠28週を目指して頑張りましょう。」
と。
そんな事言われても、手術するかどうか気になるもんは気になるやんけ!!
手術しないといけないのなら、赤ちゃんのために早めにしてほしいのに!!
と心のなかで悪態ついておりました(笑)。口が悪いこと。
でも、とにかく安静第一。赤ちゃんのためにも頑張って寝るのが今のわたしの仕事と思い、すぐに切り替えて安静にするの頑張りました。
張りの自覚と点滴開始、そして手術決定。

妊娠19週で子宮頸管1cm
入院してから1週間と1日が経過したある日。
今までどおりベッドで寝て、YouTubeを眺めたり、電子漫画を読んだり、上の子とバタバタ過ごしていた生活が考えられないほどの、束の間の優雅な日々を過ごしていただけなのに、はっきり自覚するほどお腹が張り始めました。
すぐにナースコール。
NSTをしてもらい、お腹の痛みはないけど、かなり張っているから即診察。
子宮頸管の長さを見てもらうと子宮口こそ開いていないものの、頸管長は1cm。
このとき妊娠19週0日でした。
点滴生活開始の不安と副作用
先生からは、「もう早めに手術します!」と宣言され、診察終わったら、すぐリトドリンの点滴が開始されました。
なにがなんだかパニックであまり理解していない中で、点滴。
注射が嫌いでも、痛いのは大人だから我慢していましたが、このときばかりはいつまで続くかわからない点滴生活が不安になったし、看護師さん何回か針刺すの失敗するしでちょっと泣きました🥺 私の腕、点滴刺しづらいらしい、、、、。
リトドリンの副作用にある、動悸や手の震えは、私はそこまで気にならないほどで、生活に支障がなかったのがまだ救いでした。
副作用より、点滴付け替えるほうが痛くてストレスでした、、、、
夫とともに手術説明へ
手術室が空いている一番早い日である2日後に手術することになり、その日のうちに夫に病院に来てもらい、子宮頸管縫縮術の手術説明を一緒に聞いてもらいました。
一気にバタバタと進んでしまい、このときの私は、
え?2日後もう手術?そんなわけない、、、わけないか、、、
と現実逃避しておりました。
手術の説明自体は、YouTubeでたくさん予習していたおかげか、すんなり頭に入って来ましたが、手術を現実として受け止めたの時は、手術日当日に、手術用の太い点滴針をさしたときでした。

おわりに
こんなところで終わるんかーい!!!とお思いの方、、、、、。すみません🙇♀️
めちゃ長くなりそうなので、まだちょうどいいところで区切らせてもらいました。
次はいよいよ、子宮頸管縫縮術の手術レポです。
手術当日の流れや、術後の痛み、不安、そして赤ちゃんとの約束……。
不安な妊婦さんの参考になるよう、できるだけリアルにお伝えします!