子宮頸管無力症体験記

【妊娠初期のトラブル】切迫流産と診断された私の体験談|子宮頸管無力症体験記① 

〜子宮頸管無力症体験記 Part1〜

 今1歳の娘を妊娠中に「子宮頸管無力症」と診断を受けました。当時ネットで調べまくってましたが、なかなか情報が少ないように感じました。私が体験したことが、同じ症状を診断された妊婦さんの参考に少しでもなればと思い、体験記を書くことにしました。

 子宮頸管無力症の他にも妊娠初期から様々なトラブルがあったので、順に書いていこうと思います。

🌸この記事でわかること

  • 妊娠初期の出血と診断までの流れ
  •  切迫流産とつわりのしんどさ
  •  妊娠12週での再出血
  •  次回:入院と本格診断(子宮頸管無力症)

妊娠発覚!しかし、続くダラダラ出血

 2023年の5月下旬。娘っちの妊娠発覚!

上の子が急に「お山のポーズ」っていうSNSで話題になっていた、母親が妊娠したときにすると言われているポーズをしていたので、まさかそんなわけ無いでしょと思って検査薬で検査をしたら本当に妊娠していてびっくりでした(笑)  

 そんなほっこりなエピソードから始まりましたが、、、、現実は妊娠発覚前からずっと続く出血に不安しかありませんでした。 

 検査薬を使う前、ずっと織物に血が混ざったような少量の出血が続いていました。生理とは違うし、腰もいつもより重い感じがするから多分妊娠していると思うけど、ずっと不安に思っていました。

検査薬で陽性が出てからは「着床出血ってやつだったのかな?」と思って、あまり出血は気にしないでおこう!と心に決めて日々を過ごそうとしていました、、、、、

着床出血とは?を入力

受精卵が子宮内膜に着床するときに起こる、少量の出血のことです。
妊娠のごく初期(排卵から約1週間後)に見られることがあり、生理と間違われることもあります。

💡注意点

着床出血は全員に起こるわけではありません(3割程度と言われています)。
また、出血が長く続いたり、鮮血や腹痛を伴う場合は、他の原因の可能性もあるため病院へ相談しましょう。

 でも実際はYouTubeやネットで検索する日々、、、、どこの情報も「初期の出血はよくあること。どうすることもできない。安静にしてもしなくてもあまりかわらない。」だったから出血は見てみぬふりをして頑張って過ごしていました。

妊娠6週 塊の出血と切迫早産 

 

 突然の塊の出血

 結局出血はダラダラ続いていたところ、妊娠6週に入った日の朝、濃い赤色の出血、、、。

 大きさは小指の爪ぐらいだけど、小さな固まり、、、、、。

 頭真っ白でした。

 私の通院する病院は妊娠6週を少し過ぎてからではないと診察してくれない(一度で心拍まで確認したいからとか言ってた気がします。)ところで、初診の予約は少し先だったけど、いても経ってもいられず、その日のうちに病院に行きました。

切迫流産と診断

 いざ診察、、、、、、、。胎嚢ちゃんと子宮内にありました!

 ほんとうに良かった、、、、。

診察してくれた先生曰く「心臓動いていたよ!」とのこと。私は心拍わからなかったけど、すっごくホッとしました。

ですが、「切迫流産」という診断、、、、。2週間の自宅安静ということでした、、、。

私は妊娠が発覚した段階で若干つわりが始まっており、同僚にはすぐばれると思っていたので職場には検査薬で妊娠が分かった時点で、職場へ報告を済ませておりました。

まさか、報告してすぐに自宅安静になるとは、、、、。早めに伝えておいてよかったです。 

自宅安静とつわりのスタート

自宅安静中の生活

自宅安静がスタートしましたが、上の子がいるとゆっくりなんてできません!

保育園の送り迎えや、子どものご飯の準備、遊び相手などなど、、、仕方がないですよね😅

子どもが保育園に行ってくれているときは、ゆっくりできたので、ご飯やトイレ以外は布団の上でゴロゴロして過ごしていましたし、自宅安静と言っても、シャワーやお風呂は制限されていなかったので、毎日シャワーをすることはできていました。

自宅安静中は落ち込むとかはあまりなく、「つわりしんどい、、、早く終わって、、、」とか、「息子よ、、、もう少し大人しくして、、、、」とか、「旦那!もう少し気を使ってよ😡」とか思って過ごしておりました。

地獄のつわりスタート

上の子の時もそうでしたが、私の場合つわりが始まるのがとにかく早く、妊娠がわかったその時から、車酔いのような、少し不快になる気持ち悪さがスタートしました。

が、自宅安静が始まってからは、日中1人で過ごして気が紛れるものが少ないからか、つわりが一段としんどくなりました、、、。

自宅安静で少し心細い中に、追い打ちでつわり。本当にしんどい思いをしました、、、。

わたしの場合は、食べづわりだけどお腹に入れすぎると余計気持ち悪くなる、吐くの怖いからはきたくない、というなかなかしんどかった記憶があります。

そんなつわりの中、救世主見つけました!それが、

スイカとからあげ

です!

 

あとは、

朝マックのソーセージマフィン🥯

セブンイレブンの干し梅のお菓子!

セブンイレブンのリンゴジュース🍹

本当にこの5つには助けられました。毎日、なんならほぼ毎食唐揚げ食べてました(笑)

この5つを見つけられたときの感動は、今でも覚えています。

で私のつわりのひとつ良かったところは、始まるのが早い分終わるのが早いところです。妊娠12週をすぎる頃にはだいぶ落ち着いてきて、妊娠16週には完全につわりが終わっていたような気もします。

本当にしんどいですが、いつか必ず終わりがきます。この時期は「何もしなくても生きているだけでえらい!」と思って過ごしていました。

自宅安静後の復帰と、再びの出血…

1度目の自宅安静で出血は止まり、病院からも「出勤してOK」と言われて久しぶりの職場復帰。この時妊娠7週6日目。つわりがひどくなったの中での仕事は思った以上に大変でした。

ですが、仕事復帰できたことが嬉しくて、余計に無理をしてしまい、数日後…また出血が。

無茶した結果、妊娠9週6日に出血。その後病院に行き、再度2週間の自宅安静になりました。

このとき初めて「自分の体を守る=赤ちゃんを守る」ことの大切さに本気で気づきました。

「安静にしてもしなくても結果は同じ」と言われたけど…

安静中、YouTubeで「妊娠初期の出血は誰のせいでもなく起きる」と知って複雑な気持ちに。でも、自分が「できることはした」と思える方が安心できたので、引き続きゴロゴロ生活を選びました。

そんな中、再び塊の出血があり、急いで救急病院へ。この時妊娠11週4日目でした。

先生に「子宮口は閉じてるし、仕事復帰してもOK」と言われてホッとしたけど、
同時に「この時期の出血は安静にしても変わらないことが多い」との言葉に複雑な気持ちも。

でも、最初の診断で安静を指示してくれたおじいちゃん先生には、しんどそうな私を気遣ってくれていたんだと、最後は感謝の気持ちになりました。

その後の妊娠12週、16週の検診は問題なく、順調に過ごすことができました。

が、次の妊娠20週の検診を前に、違和感を感じ病院を受診、、、、。

子宮頸管が短くなっていることを告げられました。

まとめ 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。妊娠初期の不安てたくさんありますよね。ですが、

  • 妊娠初期には出血やつわりなど、想像以上のトラブルが起こりうる

  • 無理をしないことが、結果的に赤ちゃんと自分を守ることに繋がる

  • 「自分ができることをした」と思える行動が安心材料になる

と身を持って感じることができました。

🌼 同じような不安を抱えている妊婦さんへ
「大丈夫かな」と不安になることはあって当然です。この記事が少しでも気持ちの整理や安心につながれば嬉しいです。

 

ABOUT ME
さりぽん
27歳育休中ママ。夫と3歳自閉っ子、1歳娘の4人家族