〜子宮頸管無力症体験記 Part4〜
Part3では入院生活についてと「子宮頸管縫縮術とはなに?」について書かせていただきました。
↓前回の記事
今回は、実際に私が体験した子宮頸管縫縮術のリアルな一日をお届けします。初めての手術、不安、ストレス、でも無事に終わった今だからこそ伝えられることがあります。
🌸この記事でわかること
・子宮頸管縫縮術の手術当日の流れ
・術前の準備(絶飲食・太い点滴の痛み)
・実際の手術の様子と麻酔のリアルな感想
・術後に一番つらかったことと乗り越えた気持ち
手術当日のスケジュールと点滴の苦痛
絶飲食開始
いよいよ手術の日が来ました。
このとき妊娠19週2日目
手術は15時からで、前日の夜21時から絶食。当日6時から絶飲でした。
暇すぎる入院中の楽しみのうちの一つである食事がなくなるのが、なかなか辛かったし、4人部屋なので他の人の料理の匂いが気になりすぎてお腹なっておりました(笑)
手術用の点滴針が刺さらない苦痛、、、
手術の前に1番嫌だったことは、手術用の点滴針を刺すこと、、、いつものものより太い針で、左腕に刺すことになりました。
点滴を刺しやすい右手にはすでにリトドリンの点滴をしていたので、針を刺しにくい左腕に、、、案の定、5回ぐらい失敗され、もうストレスMAX。
「早く成功しろやー😡😡😡😡」とめちゃくちゃキレてました、、。心の中で!!(笑)
まぁ、点滴を刺しにくい腕をしている私も悪い😂 結局はベテラン看護師さんがサクッと刺してくれて、地獄の点滴時間は終わりました。
子宮頸管縫縮術の流れと麻酔の怖さ
手術前の不安
いよいよ手術の時間が近づいてきました。
手術前は夫も来てくれて、手術室に入る前に夫の顔を見ることができてすっごくホッとしたのを覚えています。
が、予定時間の15時になっても始まらず、、、別の他の人の手術の時間が押していて、結局手術に向かったのが16時前でした。
このとき1番心配だったのが、私の手術が終わるまで待っててくれている夫が、息子の保育園のお迎え時間に間に合うのか!でした(笑)
ほんと、のんきな性格だなと思います。

麻酔が怖かった、、けど意外と痛くなかった
いざ、手術準備開始。
まず何が怖かったかって背中に麻酔の管を入れること。 不安だし、怖すぎて、麻酔するときは看護師さんの腕思いっきり握りしめてました(笑)
しかも、麻酔の管入れる人が手術室内でフラフラしていた研修医。別にね、研修医さんの技術が上がるなら、今後の患者さんのために私の体はいくらでも差し出すんだけど、こちとら初めての手術で心臓バクバクなのに、「わかりましたーやってみまぁーす」っていうかる~い感じだったのに少しだけイラッとしました😂
麻酔は、管を入れること自体は全く痛くなく、麻酔の管を入れるための麻酔の注射がほんの少し痛かったぐらいで、手術用の点滴を刺すときのほうが痛かった!!!

シロッカー法手術からマクドナルド法手術へ変更
今回の手術は下半身麻酔で、麻酔が効いていることを確認されたら、本格的に手術開始。
当初はシロッカー法で子宮口のより内側を縛る予定でしたが、破水のリスク等を考えて、急遽マクドナルド法に変わりました。
急遽変更することを聞いて、「そんなにも自分の状況は悪いのか」と再度認識しました。
手術の様子はパーテーションで分からなかったけど、大人2人ぐらいがすっごい力で紐を縛ってるんじゃないかと分かるぐらい、体が引っ張られた感じがありました。
手術中、私は何と思ってたかと言うと
「すげーめっちゃ引っ張られてる!!!」
「え?こんなに引っ張って大丈夫???」
「いつ終わるんだろー😑😑😑」
と、、、いつもどおりのんきにしておりました。
手術は無事に成功。術後に夫と少し会って軽く話してバイバイ。看護師さんに、そんな会話量だけでいいんですか?!と驚かれる始末(笑)外では(外でも??)ドライな夫婦です😂
手術の時間も確か1時間ぐらいで、保育園のお迎えも無事に間に合いました😊
術後の夜が一番つらかった理由
お腹の張りと、管の違和感で寝られない
手術を終えてホッとしたのも束の間、、
私にとっては、妊娠期間中に一番辛い1日が始まってしまいました。
- お腹の張りは今までで1番酷いものに。
- 血圧を見るための測定機も腕に巻かれたままで、定期的にピーって鳴る。
- ご飯も食べれないし、水も日付まわるまで飲めない。
一番しんどかったのは、
- 術後からささったままのおしっこの管
でした。
他の血圧の機械の音もだけど、この管の違和感のせいで全く寝れない、、、、。
いくら目をつぶって寝ようとしても寝れないし、目が覚めた!と思っても外はまだ真っ暗で、全然時間進んでくれないし、血圧チェックでいつもより頻回に来てくれる看護師さんに気がついて寝れたと思っても起きてしまうし、寝返りを打とうとしてもおしっこの管と両腕についている点滴の管で思うようにできないし、、、、、
お腹の張りでしんどいとか、お腹が痛いとかは私はなかったけど、管の違和感だけが本当にストレスマックスでなかなか進まない時間にしんどい思いしかありませんでした。
ようやく迎えた朝と回復の兆し
やっと外が明るくなって来て、看護師さんがおしっこの管を抜いてくれたとき、本当に嬉しかったことを覚えています。
術後の経過もよく、お腹の張りもおさまってきて、子宮頸管も縛った部分より少し長めに維持されているとのことで、あのしんどかった夜は無駄じゃなかったと、思うことができました。
おわりに
みなさんが一番知りたいと思われる、子宮頸管縫縮術についてやっと書くことができました!
最後に書いたように、本当に術後が一番しんどかった、、、、もう経験したくない、、、、けど三人目考えるなら、もう一回経験しなくてはならない、、、、と予定もないのに考えてしまっています(笑)
次はなんと一時退院します!また入院するんですけどね😂 つかの間の退院期間の過ごし方を書いていければなと思います。
これから手術を控えている方、不安でたまらない方、少しでも『同じ気持ちの人がいる』と思ってもらえたら嬉しいです。
ぜひ、コメント等お待ちしております!